2007-06-22

今年の宝塚記念はおもしろぞ~

春のグランプリ戦にも関わらず、ショボイメンバーになりがちな宝塚記念。
しかし、今年は違う。有馬記念クラスのメンバーが揃っているのだ! これは買うしかない。だが、予想は難解だ。

まずはなんといってもウォッカ。ダービー馬、それも3歳牝馬の参戦。
通常なら考えられない出走だが、牝馬でダービーを3馬身ちぎった怪物。今秋は凱旋門賞に出走予定という馬である。しかも斤量は51kgと、古牡馬に比べると7kgも軽い。これがどうでるのか? 興味はつきない。
ちなみに、ダービー2着馬アサクサキングスも参戦。やはり53kgと軽いので注目したい。

で、本命となるのはメイショウサムソン。昨年の2冠馬であり、春の天皇賞の勝ち馬。
宝塚記念は春天の勝ち馬が圧倒的に強く、ほとんど連に絡んでいるだけに軽視できない。昨年後半の不調も脱出したっぽいし。

そして、ダイワメジャー。GI4勝の名馬で、今年の安田記念馬。
皐月賞を制覇してから低迷が続いてきたが、喘鳴症の手術が成功し、完全復活。マイルから中距離までこなせるので、2200mはギリギリ問題ない。昨年は4着だったが、今年の方が圧倒的にポテンシャルは高いはず。

牝馬ではスイープトウショウが出走できなくなったが、カワカミプリンセスがいる。
昨年は無敗でオークスと秋華賞を制した2冠馬。エリザベス女王杯では1着降着。
今年初戦は惨敗したが、能力はトップクラス。復活Vもありえる。

また、3枠は因縁の組み合わせ。
ダービーでアドマイヤオーラから降ろされた武豊が、そのアドマイヤ軍団・アドマイヤムーンと同枠。ムーンは、かつての騎乗馬でもある。狙っているとしか思えない。
武豊の騎乗馬はポップロック。昨年はメルボルンカップと有馬記念を2着するなど、完全に本格化。国内レースは4連勝を含む7連帯中。前走も武豊とのコンビで目黒記念を勝っているだけにこのメンバーでも上位。

そのほか、コスモバルクなど名脇役(?)もいる。いやー、ほんと楽しみだ。

で、僕の予想だが、本命はやはりメイショウサムソン。ポテンシャル的にはNo1。問題は51kgのウォッカ。ちょっと使いすぎな感もあるので、△までか。というわけで、対抗はポップロック。もう少し距離があったほうがいいけど、武豊に期待したい。▲はダイワメジャー。ということで

◎メイショウサムソン
○ポップロック
▲ダイワメジャー
△ウォッカ、カワカミプリンセス

こんなんでどうでしょ? 予想度外視でいえば、ウォッカが勝って、ケガなく遠征。凱旋門賞も勝ってほしいところです。