バイト君
暮れも押し迫っているけど、ギリギリまで仕事。仕方がない。
で、やはり仕事をしているタッキーさんと、居候宮本と共に七福家へ。
しかし、休み。
うーむ。七福家も仕事納めか……。
というわけで、桔梗へ。こちらはやっていた。素晴らしい。
店内は、かつてないほどの混雑。といっても、並んでいる人がいるわけではなく9割が埋まっている程度。
しかし、3人もいる店員は、僕らが店内に入っていることもしばらく気づかないくらいのテンパイ状態だった。というか、気がついていたけど、テンパっていたから無視!?
よくみると、3人の店員の1人はバイト君だろうか? 日本語がままならないので、中国あたりの留学生?
彼の仕事がモノスゴイ遅いのだ。なんというか、この世のすべてに不満があるような顔つきで、ゆっくりと皿を洗う。
もう1人も恐らく中国の留学生だが、彼はテキパキと仕事をこなしていて、好感が持てる。
結局しばらくテンパイ状態が続き、僕らのラーメンが出てきたのはしばらく経ってからだった。
しかも、普通盛りで頼んでいた宮本のざるは、大盛りになっていた……。
まあ、相変わらず味は良かったからいっか。