最近読んだ本とマンガ
小説では伊坂幸太郎にハマり中。圧倒的な才能だと思う。
・死神の精度(伊坂幸太郎)
1週間後に死ぬ予定の人を、死ぬべきか見送るべきか判断する死神を主人公にした短編集。
といっても、決してホラーではない。
ちょっとズレた会話、音楽(作中ではミュージック)好き、常に雨降りなど、死神のキャラクターと雰囲気もいい。
全部で6つの短編が収められているが、推理小説風のものがあったり、ロードノベル風のものがあったり飽きさせない。最後の短編の清涼感もスゴイ。かなりおすすめ。
・I Love you(伊坂幸太郎他)
男性作家6人(伊坂幸太郎 、石田衣良、市川 拓司、中田永一、中村航、本多孝好)による短編集。みんな(知らない人もいるが)人気作家だが、伊坂幸太郎の「透明ボーラベア」だけ、レベルが2段階くらい違う。趣味の問題もあるかも知れないけど。
・入門Ajax(高橋登史朗)
Ajaxを使ったコンテンツを作りたい、というだけで購入。まだ読み込んでない。
・俺と悪魔のブルーズ1/2(平本アキラ)
伝説のブルーズマン・ロバート・ジョンソンをモチーフにしたマンガ。
気になっていたが、やっと手に入った。内容は素晴らしいが、やや難解。
・大きく振りかぶって5(樋口アサ)
気がついたら出ていた第5巻。正直4巻はイマイチだったが、今回は面白い。
面白いスポーツマンガって、敵キャラクターにもバックグラウンドがしっかりあって、それぞれ考えを巡らせているものだと思う。その点では、このマンガは十分に合格点。
・ホーリーランド11(森恒二)
深夜ドラマを見て買い始めたが、最近はパターン化が激しくちょっと萎え気味。今後は漫喫でチェックする程度でいいかな~。どうでもいいが、西武の森慎二はメジャー行きか。