2005-03-12

玉吉やら何やら

マンガ家自身が主人公になっているマンガが好きだ。
例を挙げると、「まぁじゃんほうろうき」「できるかな」の西原理恵子や「平成よっぱらい研究所」の二宮知子、そして桜玉吉である。

桜玉吉といえば、昔ファミ通を読んでいた人は鈴木みそと並んでお馴染みのマンガ家。やはり本人が出演(?)しているマンガが圧倒的に面白い。

桜玉吉は私生活をこれでもか! と切り売りしていて、自身の離婚の話、鬱病の話もカミングアウトしてている。
特に日常から突然鬱病に落ちていく描写は圧巻。どの本に掲載されていたか覚えてないけど。

で、今回読んだのは最新作の御緩漫玉日記1。お馴染みの仮面を被った桜玉吉(フィクションという前提のため(?)桜タモ吉となっている)が大活躍。素晴らしい。

ついでに、安野モヨコの監督不行届もamazonでゲット。
こちらも、安野モヨコ(パンパース)が主人公で、旦那である庵野監督(カントク)とのオタクエピソードマンガ。安野モヨコ自身はなぜか赤ちゃんの格好になっているが、巻末の庵野監督による解説を見ると、自分を美形に書けないらしい。西原理恵子タイプか。その点、自分をかなり可愛く書く二宮知子はスゴイ。
十分に面白いけど、ヤンマガに連載中の「働きマン」に比べると少し落ちるかも。