2005-02-10

USBメモリでメールデータを持ち歩こう!

自宅や職場など、メールを受信する場所が2ヶ所以上あると、メールデータの同期を取るのが大変だ。
かという僕も、自宅と事務所、いずれでもメールを受信する。
以前は常にノートパソコンを持ち歩き、メールはすべてノートで行っていたが、これはこれで結構大変な作業だ。

そこで役に立つのがUSBメモリ(USBフラッシュメモリ)である。

USBメモリは軽くて持ち運びが簡単。
Windows Me/XPならドライバがいらず、USBスロットに差し込むだけで、ストレージクラスとして認識してくれる。USB2.0なら速度も速い。最近では256~512MBの製品も安くなったし、お買い得感がある。

今回は僕が実際に利用しているBecky!での設定方法を紹介しよう。

Becky!のメールデータは、通常「C:\becky!\[ユーザ名]」にあるので、ユーザ名のフォルダを、USBメモリにコピーする。

続いて、Becky!を起動し、メニューから「ファイル」→「システム」→「データフォルダ」を選ぶ。
いったん、Becky!が終了するので、再び起動しダイアログが表示されたら、「既存のフォルダを選択」をチェックして、「参照」ボタンからフラッシュメモリにコピーしたユーザフォルダを選択すればよい。

以上で、メールデータがUSBメモリの中で読み書きされるので、自宅と会社など、メールを送受信するPCでBecky!をインストールしてデータフォルダを変更しよう。これでいつでもメールの同期が取れるのだ。

2/16追記

自宅と外出先でメールデータや設定を同期できる機能が追加されたようです。

 v2.20での主な変更点は、メールデータや各種設定データをUSBメモリなどのリムーバブルメディアへコピーできる“データの持ち出しと同期”機能が追加されたこと。これにより、外出先で送受信したメールデータを、メインPCに取り込んでデータを同期したり、いつでも同じ状態の“Becky!”を利用可能になった。コピーできるものは、メールデータ、アドレス帳に加え、メールボックスの設定や振り分け設定など。

以下、おすすめのUSBメモリを紹介する。最低でもUSB2.0で256MB以上はほしいところだ。

EDP2-256M

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USBメモリの中でもかなり高速でおすすめ。512MBもある。