2004-12-11

奥多摩ケービング

日帰りで奥多摩ケービングに行ってきた!
メンバーは、アドプロ4人+マリちゃん+喜多村+仲丸+トッティの彼女である!
(ちなみに僕は奥多摩ケービングはこれで3回目。しかし、前回は学生の時なので遥か昔だ!)

前日深夜2時まで仕事しつつ眠い中、7時半に起きてチャリでアドプロへ。
すでに仲丸の車がアドプロ前に到着していた。仲丸は、大学の同期。ヨシムラとまったく同じ日に生まれ、現在はラフティングのガイドをしているナイスガイである。
現地で合流予定のトッティ以外は揃ったので、出発する。贅沢に首都高→中央高速を使いつつ、八王子から紅葉まっさかりの田舎道を進む。

洞窟からほど近い奥多摩駅に着いたあとは昼飯を食って、駐車場で着替え。下着の上に上下の安物カッパを着て、さらに上から昨日ドンキホーテで買った2,980円のつなぎを装着、懸垂下降用にハーネスを付けるという完全武装である。
僕が青いツナギ、喜多村が真っ赤なツナギを着ているため、マリオブラザーズのようだった。
(僕がルイージ担当。正確にはルイージは緑だが……)


晴れ渡る奥多摩の空! 洞窟内は関係ないけど!

洞窟までは細く激しい山道だった。右手はガケで、遥か下手に川がながれている。ガードレールなどはない。転落すれば奥多摩で男女6人死亡と出ることは間違いない。
仲丸のスーパードライビングテクニックで、なんとか無事に目的地に到着。しかし、問題があった。トッティと合流できない!
焦る僕らだったが、「ま、いいか。先に行こうぜ」というヨシムラの一言で、トッティを放置して洞窟に入っていくことにした。


完全装備で川を渡り、鍾乳洞を目指す

洞窟入り口までは結構な急な山道。滑りやすく、ちょっとバランスを崩してしまったら、どこまでも滑落するであろうという場所もある。危険だ。入り口に到着する頃にはすでに汗だくになる。


洞窟入り口! ピンぼけだけど、これしか写真がない!

いよいよ洞窟進入! ヘッドランプを付ける。
入ってすぐに軽い難所があるが、それ以降はしばらく普通に立って歩ける。ドラクエの洞窟のようだ。松明じゃなくてヘッドランプの明かりが頼りだけど。


洞窟内。結構広い!

20分くらい歩き、洞窟の深部に来ると、そのままでは下れない場所に来る。ここはロープを垂らして懸垂下降である。ただし、完全に宙づりになるようなところではないので、難易度は低い。初心者でも問題ない。


ロープを使って下る~~

ロープで下った先は、蟻の巣のように分岐している。しばらくは、各分岐の先を目指す。匍匐前進が必要な場所があったりで、ツナギはもう土まみれ!


狭い場所で匍匐前進する喜多村。先は行き止まり。

探索が終わったら帰還。
懸垂下降した場所でロープを頼りつつ登るわけだが、かつて20時間以上この洞窟に滞在したことがあるヨシムラと喜多村によると、ロープを使わず別ルートで上れる場所があるという。
そこでは、ちょうどダストシュートのような狭い狭い縦穴で、登るとロープを下ろした場所に出るらしい。
まず、ヨシムラが登る。
途中道を間違えて必要以上に登ってしまったらしいが、なんとかクリア。続いて、仲丸もクリア。
その次に僕がチャレンジ。狭い空間を背中を押し上げつつ、しゃくとり虫のように上がっていく。が、最後の最後の狭いポイントがどうしても登れない。
そこでは右足に足場がなく、左足はひざをいれられるスペースがあるという難所で、行けそうだが行けない。しばらく粘ったがついにあきらめ、ダストシュートの中を滑り降りたのである。非常に悔しい。
結局ロープを使って普通に戻ったのだ。

僕が四苦八苦している頃、なんとトッティとトッティの彼女が洞窟の中にやってきた!
感動の再会! うーん、初めての洞窟でここまでやってくるなんてスゴイ……。入り口を見つけることさえ大変だったろうに……。
(ちなみにこの日記はトッティの彼女もチェックしているらしい。ありがとうございます。)

トッティは僕が苦労して登れなかった場所をスルスルと登っていった。さすが、フリークライマー……。
そしたら、喜多村も楽に登っていきやがった!
「師匠に勝った!」とはしゃぐ喜多村。
そういえば、昔腕相撲で僕に勝ったときもえらい喜びようだった……。麻雀で痛い目に遭わせないと行けない。

そうこうしているうちに時間になり、洞窟から脱出した。外は真っ暗とはいえないが、すでにトワイライトである。体は真っ黒だ。


コウモリ発見! 完全に寝ている(?)ため、どんなに近づいても起きない。ヨシムラがイタズラで片足を外しても起きない!


再び地上の世界へ! すっかりあたりは暗い!

帰りは近くの温泉に寄る。
入浴料は750円と安いが、大混雑! 露天風呂もあったが、狭い!
でも疲れた体には最高なのであった……。


最後の最後、記念撮影!