ジェット艇に乗って神津島へ
クソ暑い日が続いているところで、夏らしいこともしなければならない。
そこで、弟子である喜多村と神津島へ行くことにした。神津島はリーダーと来て以来2年ぶり3回目。喜多村とも7年前に来ている。
当時喜多村は学割を忘れただけでこの世が終わるような落胆振りだったが、今回は行きはジェット船、帰りは飛行機という神をも恐れぬブルジョワジー振りである。
地下鉄に乗って大門駅まで行き、歩いてフェリーターミナルへ着くと喜多村ははやくも到着していた。
「まじ寝てないっす」
という喜多村は仕事で完徹して来たらしい。
「大丈夫かよ? まあ船でぐっすり眠れるだろ」
と心配して声をかけることもなく、腹が減ってないという喜多村を放置してラーメンを食ったらまずかった。
ジェット船は思ったよりも小さいサイズで全席指定だった。
甲板に出たりすることができないので、飛行機に乗っている感覚に近い。
乗車時間はわずか3時間であるが、結構しんどかった。
ジェット船へ乗船。全席指定なので席争い戦争はない
船内は飛行機と同じ感じ