2004-05-22

横浜スタジアム

いやあ、すごい試合だった。横浜vs中日。

ベイスターズファン仲間の未来さんと会社の人達に誘われて行ったのだ。
試合開始は午後2時。しかし、とんでもなく長い展開になるのであった……。

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外野指定席から観戦!

先発はマレンと山本昌。
正直、ピッチャーの格的には厳しい。山本昌の調子が悪いことを祈るしかない。

そしたらホントに山本昌の調子は悪そうだ。1回から満塁のチャンス! しかし残塁。
2回も残塁でチャンスを逃す。
すると、3回表、中日がさくっと2点ゲット。やられた。
しかし、ベイスターズもその裏、押し出しを含め2点ゲット!
さらには4回にも2点、5回にも2点を取り5-2とリード。

この時僕は、「3点より差が付いちゃったら佐々木が見れないなー」
と贅沢な不安を持っていたくらいだ。

しかし、7回まで引っ張ったマレンが出したランナーを木塚が1点として献上し、8回には元中日ギャラードが、アレックスに手痛すぎる同点ツーランを浴びてしまう!
8回裏、ベイスターズは得点なし。これでセーブを上げるチャンスはなくなるため、佐々木の出番はほぼ無くなった……。

試合はデニーと加藤が粘りのピッチングで、9,10,11回と抑え、セ・リーグ規定により最終回となる12回へ。
ここで奇跡が行った。

「ピッチャー佐々木」
と抑えた声でウグイス嬢がいう。
どわーーーっと盛り上がる場内!

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おお、これで見に来た甲斐があった。
佐々木は立浪にヒヤリとした当たりを打たれるが、続く福留を三球三振。アレックスも追い込み、これで負けで負けはなくなったと思ったところ……。

アレックスの当たりは無情にもレフトスタンドへ!
静寂のライトスタンド。盛り上がるレフトスタンド!

なんと佐々木が今シーズンはじめて勝ち越し打を打たれてしまったのであった。
中日は11回から登板した野口が貫禄のピッチングを見せ、ベイスターズは2番からの上位打線だけど厳しいかと思われた。
案の定、今日三安打のアゴ内川はあっさり三振。
しかし、多村が粘りのレフト前ヒット! 打席はタイロン・ウッズ。
このとき、すべてのベイスターズファンは、サヨナラホームランを祈ったはずだ。
そして、ウッズの打球は僕がいるライトスタンドへ一直線にやってくる! 文句なしのホームラン!!

5時間40分に及ぶ激闘の末、佐々木に負けを付けることなくベイスターズがサヨナラ勝ちしたのであった。
ありがとう! ウッズ! ありがとう、横浜ベイスターズ!

テーブルが回転する中華を意気揚々と食べて帰るのであった……。