2004-01-09

ワタリワンダフル、大井で出走!

昼過ぎ、シャワーを浴びて事務所に行こうかと思ったら公衆電話から電話があった。
「あけおめ~ことよろ~」
と競馬ライターで、今年は小説家としてデビューする(予定)の直毅さんの声。
「今日、大井でワタリワンダフルが出るんだよ!」
とのこと。
大井に転厩したことは知ってはいたが、まさかこんなにはやく出走するなんて。

とりあえず僕は事務所ではなく、まっすぐ大井競馬場へ向かった。
直毅さんは携帯を持っていないので広い競馬場の中で会えるか心配だったが、あっさり発見。
その後、田中=たなぼんさんとも合流し、パドックを眺める。

watari.jpg

「ん~あんまよくないねー」と競馬の天才である田中さんは呟くが、ここまで来てワタリ以外の馬券は買えない!
ワタリを中心に単勝5000円、馬連を4点1000円で買ったのであった。

そして、とうとうワタリが出走する第9レース。
とりあえず逃げて見せ場を作ってくれればいいや、との思いが通じたのか、スタートから勢いよく飛び出し先頭へ。
ワタリをはじめて見たかみのやま競馬場の風景がダブる。

こ、これはいけるかも知れない…。

1700mという距離はワタリに取っては長いが、ペースもゆったりとしたもので理想的だ。
そして、4コーナーでワタリは先頭!

しかし大井の直線も長い。
2番手に付けた9番の馬が迫ってくる。もう気が気でない。
実況は「ワタリワンダフル、逃げる逃げる逃げる!」
ああ、この実況を聞けただけでもよかったかも知れない、と弱気になる。

残り100m。
差は縮まらない!!

これは勝った! ガッツポーズ!
ワタリワンダフルは後続に1馬身の差を付けたままゴールしたのであった。
思わず、直毅さんと田中さんと一緒に飛び跳ねる。

結局、単勝は590円、連複は2010円。
連複も取ったので、払い戻しは5万円!
プラス4万円となったのだった。

ありがとう、ワタリワンダフル!
ことよろ!