博士が愛した数式
近所のファミコンショップにダビつく3を買いに行く。
しかし、カードゲームをやり取りすぐガキンチョの集団の中、懸命に探すも見つからず。
ヨドバシまで行けばあるんだけど、諦めムードなのであった。
……ということで、帰りに本屋で小林よしのりの「戦争論3」と小川洋子「博士が愛した数式」を購入。
戦争論は、相変わらずの右翼っぷり。極論のオンパレード。
でも、作者のエネルギーはすごい。衰えては居ないと思う。
「博士が愛した数式」は各雑誌が大絶賛の小説で、家政婦とその子供、記憶が80分しか持たない老数学者の物語。
3人の交流と数学の美しさ、優勝に近かった92年のタイガースが絡まり、絶妙なバランスで話が進む。
理系はもちろん、数学が苦手なひとにもおすすめな文句なしの傑作だ。
ちなみにamazonの書評で、「数式のつまった、通常の数学の本のほうが、すっきりしていて、わかりやすいかも」と書いている人がいたが、これだけ的を外している書評も珍しいかも。数学のお勉強の本ではないっての(笑)